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聖隷三方原病院は、地域医療支援病院として、質の高い地域完結型医療を目指しています。

入所部門

入所部門についてのご案内です。


このページの目次


1号館

あすか

入所者17名(A1-C:6名A1:9名B1:1名)、ショートステイ8名のゾーンです。重度の知的障害及び重度の運動障害があり、ほとんどの利用者が気管切開をしており、人工呼吸器管理や吸引などの濃厚な医療的ケアが必要です。
医療的ケアを含めた生活支援は、看護師が行っています。利用者が安楽な生活を送るために、1つ1つのケアを丁寧に行えるように心がけています。また体の変形や拘縮のある方も多いため、利用者に合わせた体位交換や入浴方法の検討をし、実践しています。
日常活動では、楽しみや集中できるものは何かを考え、利用者一人ひとりにあわせ、歌や語り、楽器を使ったリズム活動をしています。


2017年4月



すばる

入所者14名(横地分類A1:9名、A2:2名、A3:1名B1:2名)、ショートステイ2名のゾーンです。重度の運動障害と知的障害を持っています。生活を支援していく職員は生活支援員で構成されています。
いきがい活動は、ひとりひとりに合った活動内容を設定し、おこなっています。じっと耳を澄ます瞬間やものの動きや変化を感じてじっと見つめる瞬間など、ひとりひとりが満足感につながるような内容を考えています。このような入所者の気持ちや心が動く瞬間を私たちは大切にしています。
自分では姿勢を替えられないため、過ごす周りの音の環境や視線の先にあるものを意識し、過ごす場所や体の向き、周囲の人との距離、姿勢などを考え、ひとりひとりに合った生活環境を設定しています。職員の動きを見ている人や他の人が活動をしている様子を見たり聴いたりしている人など、ひとりひとり違った過ごし方をしているため、それらを選択できるよう配慮しています。


2017年4月



だいち

だいちは重度の知的障害で運動障害はほとんどない人たち14名(B2-B:1名、B6-D:1名B6:3名、A5:4名、A6:5名)が生活しています。担当職員は、生活支援員で構成されています。

重度の知的障害を持つ利用者の大半は、多動やこだわりといった、平穏な生活をしていくための問題となる行動があります。また、共に生活する他利用者の行動に影響を受けやすく、落ち着かない状況となることがしばしばあります。そのため、リビングはそれぞれの過ごし方に合わせてソファーの位置を工夫して空間を仕切り、他利用者の行動が過度に気にならないようにしています。時には戸外を散策したり少人数に分かれて過ごしたり、環境を変えることも必要だと考えています。食事時間はゆっくりと落ち着いて過ごせるように、少人数に分かれて摂っています。

日常活動では生活の中から見えてくる利用者の行動や表情から、利用者一人ひとりの楽しみは何か、利用者の心が満たされるとはどういうことかを考えて、個別活動を実施しています。語りかける物語の雰囲気や、歌の旋律に意識を集中させて満足している方もいます。タブレット端末を用いて、画面にタッチすると音がなり形や色が変化する様子を見て満足する方もいます。一人ひとりの興味関心に合わせたものを提供し、気持ちの高まりや満足感が得られるよう取り組んでいます。

2017年5月




2号館

こだま

利用者16名 (横地分類A1-13名、A2-1名、A4-1名、B1-1名)ショートスティは3名のゾーンです。
学齢児が4名います。生活を支援するスタッフは、生活支援員と看護師で構成されています。
日中は、2つのリビングに7名と9名に分かれて生活しています。室内を寝返りや車椅子で移動できる方、寝たきりの方、人工呼吸器管理などの医療的ケアが必要な方も同じリビングで生活しています。
リビングでは、1日をどう快適に過ごしていただくかを大切に考え、個々の利用者の興味関心から、見えるもの、聞こえるものに配慮して過ごす場所を設定しています。隣の利用者同士の距離を考えることで、人が感じられ、自分だけでなく周囲に働きかけられることに対しても意識が向けられ良い刺激となるよう配慮しています。
活動ではひとりひとりの利用者の感じ方や興味に合わせて、利用者個々が満足し、充実した時間が過ごせるように内容を考えて提供しています。

2017年5月



うらら

入所者18名(横地分類A1が8名、A2が2名、A4が1名、B1が2名、B3が1名、B4が1名、B5が1名、B5-Bが1名、C2が1名)、ショートステイが3名のゾーンです。生活を支援する職員は、生活支援員と看護師で構成されています。
自力移動できる人から寝たきりの人、人工呼吸器管理などの医療的ケアが必要な人、障害像の異なる人が生活しています。入所者18名のうち6名が小児です。日中は小児を中心としたリビングと成人のリビングの2箇所に分かれ、生活をしています。
小児の活動では個々の発達にあわせた遊びをしています。子どもたちは、お互いに近くにいる子の遊びを興味深そうに見たり聞いたりしています。また、成人の利用者が子どもたちの様子に注目している場面もあります。
寝たきりの方は人を感じる距離感を大切にし、隣の利用者の見える位置を考え姿勢作りをしています。リビングの中を自分で移動ができる人たちは、移動の妨げにならないような場所や空間を配慮しています。活動は満足できる時間となるよう、個々の感じ方、興味の視点から内容を考えて設定しています。



2017年5月



3号館

ほのか

入所者18名(横地分類A1:17名、E1:1名)、ショートステイ利用者2名のゾーンです。
人工呼吸器や経管栄養など必要な医療的ケアをうけながら生活をしています。
夜間過ごす個別の空間とは区別し、日中は3つのリビングに6‐7名ずつ集まる形で過ごしています。多くの時間を臥位姿勢で過ごす利用者が、より外界に気持ちが向けられるよう、利用者同士の距離にポイントをおきリビングを設定しています。利用者同士の間に職員がひとり座っては入れるくらいの距離にすることで、個別のかかわりだけでなく、他利用者に向けられた働きかけにも視線を向けたり、耳を傾けたりするなどの表出が増えてきてきました。
生活の様々な場面で、入所者の表出に気付き、気持ちに寄り添いながら生活支援をしていきたいと考えています。


2017年5月



あおば

あおばは、入所者19名(横地分類A1:4名、A2:2名、B1:3名、B3:2名、B6:1名、C1:3名、C4:1名、D1:1名、D2:1名、A1-TLS:1名)ショートステイ3名のゾーンです。
あおばの利用者は寝たきりの方から、自力移動ができる方まで様々です。利用者19名のうち9名が小児です。就学前の利用者が4名、訪問教育を受けている学齢期の利用者が5名います。また常時人工呼吸器を必要とする方も、吸引や経管栄養などの医療的ケアの必要な方も多くいます。生活を支援するスタッフは生活支援員と看護師で構成されています。
日中は2つのリビングに分かれて過ごしています。小児は、子供同士のやりとりや関わりが持てるように同じリビングで過ごしています。隣にいる子供の遊びに興味を持ち、よく見ていたり動きのある子は真似をしたりしています。成人の利用者は子供同士の関わりを見て表情を緩ませている時もあります。
利用者の中には言葉でのコミュニケーションが取れない方もいます。表情や視線、しぐさなどから、一人ひとりの気持ちに添った関わりを持つことを大切に考えています。
 活動は、利用者の生活で最も重要な時間と考え、個々の感じ方や興味に合わせて
ひとりひとりが満足し、充実した時間が過ごせるように行っています。


2017年5月



ほくと

 ほくとは、利用者17名(横地分類A3:2名、A4:8名、A5:1名、A5-B:1名、A6:1名、B5:2名、C3:1名)、ショートステイ1名のゾーンです。生活を支援するスタッフは生活支援員で構成されています。

 重度の知的障害を持ち言葉でのコミュニケーションが困難です。運動障害は四つ這いで移動する方やいざって移動する方、歩行できる方など自ら動くことのできる方が多く生活しています。ゾーンは扉で区切られた2つのユニットに分かれており、それぞれ8名、10名の利用者に分かれて生活をしています。小人数の生活の中で、安全に安心して生活できるような環境や人を感じられる距離感で過ごせる環境を心掛けています。また、平穏に生活する上で問題となる行動もあるため、利用者間のトラブルがないように付き添ったりしながらお互いに上手く関係をつくれるように配慮しています。

 日常活動の時間は、豊かな生活を支援していく上で重要な時間です。生活場面での様々なエピソードをもとに何を良く見ているのか、どんな音に注目しているのかを考え、個別に楽しめる活動を行っています。目を輝かせて見ていたり、聴き入るように耳を傾けたりするような充実した価値のある時間を過ごすことができるように心掛けています。

 安全な環境を作ることや利用者に合った楽しみを設定することは、利用者をよく知らなければできないことです。重度の知的障害者の理解は容易ではありませんが、日々の関わりを通して利用者理解を深め、より豊かな生活ができるように取り組んでいます。


2017年6月



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