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ドクターヘリ運航統計

静岡県西部ドクターヘリ運航報告

2018年度中の静岡県西部ドクターヘリの総出動件数は448件であった。内訳は救急現場出動291件、施設間搬送27件、キャンセル130件(離陸前キャンセル40件を含む)であった。1999年4月に本邦初のドクターヘリの運航を浜松救急医学研究会による自主運航の型で開始して以来、総出動件数は1万件を超え10,021件に達した。20年間の出動を大きな事故もなく実現できたことは、多数の関係者、県民のご協力、ご理解の賜物と考えており、深く感謝申し上げたい。
ドクターヘリは、2019年3月末現在で全国43道府県に53機が配備されるに至り、救急現場にドクターヘリが使われることは、当たり前の時代となった。一方で近年、全国で相次ぐ消防防災ヘリコプターの墜落事故や飲酒に関する航空法の改正、神奈川県ドクターヘリ墜落事故など安全運航のための遵守が叫ばれるようになった。ドクターヘリにおいても「ドクターヘリの安全運航のための取組について」(平成30年7月25日医政地発0725第3号厚生労働省医政局地域医療計画課長通知)が出され、ドクターヘリに関連する業務に従事する者に安全管理を遵守するよう明示された。これを受けて、当運航要領を改定し、さらに安全運航に関する取組を遵守できるよう策定作業を進めている。
ドクターヘリの安全運航が最優先であることは言うまでもなく、運航会社、消防機関と基地病院は、連携して安全運航の実現に務めなければならない。これを実現するために、ドクターヘリ基地病院、管内の消防機関にて実施しているシミュレーション訓練はもとより、毎月実施している事後検証会での議論を通して、関係各機関との「顔の見える関係」を今後とも大切にしていきたいと考えている。
安全運航の継続を最重要課題としつつ、今後とも関係各機関とのより一層の密接な連携を深めながら活動を続けていく所存である。
高度救命救急センター センター長 早川 達也

ドクターヘリ統計については、下記PDFファイルをご覧ください。


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