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業務紹介

調剤

院内処方(一部外来・入院)

処方オーダリングシステムにより医師が処方した薬の量や飲み合わせ等を確認後、調剤しています。全自動錠剤分包機を導入しており、患者の状況に応じて1回に飲む薬をまとめて包装(1包化)することで飲み忘れ・飲み間違いを防ぐ取り組みをしています。患者さんには薬の説明書をお渡し、必要に応じて更に説明をおこなっています。また、患者さんの薬剤管理や震災時等の使用薬剤の把握をしやすくするため、お薬手帳用シールもお渡ししています。日本語がわかりづらい患者さんには、英語、ポルトガル語、スペイン語の3カ国語の使用説明書をお渡しています。

院外処方(外来)

現在、外来処方の約90%近くが院外処方になっています。かかりつけの薬局を決めて薬を調剤してもらうことにより、薬ののみ合わせや他科、他院からの薬の重複などがチェックされ、より安全に薬を服用することができます。

製剤

様々な理由により製薬会社で製造・販売されていないため、患者様に応じ医師とともに効果と安全性を検討して考案した独自の薬(院内製剤品)や、病気等で十分な食事が摂れず栄養状態が芳しくない患者さんのための点滴(高カロリー輸液)をクリーンベンチで調製するなど、患者さんの症状改善にいわばオーダーメイド的な業務で関与しています。

化学療法

がん治療において、私たちは他職種と連携しながら患者さんに対してより効果的でより安全な治療を提供するため、日々、以下を含めた業務を行っております。
 ・内服状況向上維持による治療効果確保
 ・治療(薬)に対する認識不足からの副作用発現や治療効果減弱へのサポート
 ・副作用の早期発見と支持療法による治療中断回避や副作用重篤化回避
 ・支持療法の適正な使用よる副作用重篤化回避
ただ、入院治療と一部の通院治療においては医療者が支えとなり適切なアドバイスの元でがん治療が継続できる一方、多くの通院治療(経口抗がん薬や支持療法薬)においては患者さん自身またはその家族によるマネジメントが重要となります。通院治療における医療情報の提供元には、保険薬局があり、地域全体で患者さんを支援できる体制作りの充実ができるよう地域の薬剤師会と情報共有や研修会開催をしています。
私たちと保険薬局と患者さんが共にがん治療に向き合っていけることを目指しています。

DI

医薬品の情報を製薬会社、雑誌、海外文献、インターネットなどから収集、整理、保管しておき、医師や病棟薬剤師、看護師などの臨床現場からの質問に答えています。(副作用情報、飲みあわせ、代替薬の提案、注射薬の配合変化など)
また、薬事委員会の事務局を務めており、医薬品の採用や削除、運用を検討しています。また、薬事委員会報告、DIニュースなどを作成し院内への情報提供、薬の適正使用をバックアップしています。

薬剤管理指導(病棟)

入院中の患者さんの病室に伺って直接お薬の効き目や使い方、注意事項について説明をしています。正しい使い方を知って、間違いなく薬を使用していただけるようにひとりひとりに合わせた指導を心がけています。薬に関する疑問、質問にもお答えします。
さらに糖尿病教育入院時の糖尿病療養指導士として糖尿病薬の理解を深め適正に使用していただくこと及び緩和ケアチームの一員として患者さんの苦痛を和らげることを目標に活動しています。
また直接の指導だけでなく、薬歴・検査データなどもみながら、相互作用(飲み合わせ)や副作用などをチェックし、お薬が安全に使用されるよう注意しています。

特殊病棟での業務紹介

当院精神科の特色と、薬剤師の関わりについてご紹介いたします。

<精神科救急医療>
静岡県西部地区における精神科常時対応型病院として、かかりつけ医療機関のない精神疾患を持つ方の夜間・休日の入院受け入れと、迅速かつ適正な医療の提供が行われています。
精神科担当薬剤師は、入院前の薬剤使用状況を確認し、入院後の治療・薬剤調整が安全に効果的に行われるよう、薬学的管理を行っています。

<精神科身体合併症医療>
精神疾患を有しながら身体合併症を併発した方に対して、入院治療を提供しています。
精神科担当薬剤師は、精神科領域で使用する薬剤だけでなく、薬剤使用全般に関わるジェネラリストとして介入しています。

<地域精神医療>
地元の医療機関との連携、近隣施設への診療支援、保健所での精神保健相談、リハビリテーション目的の精神科デイケアなどにも力を入れております。
精神科担当薬剤師は、チーム医療の一員として、治療抵抗性統合失調症に対するクロザピン治療や、心理教育をサポートしています。患者さんの症状が改善し外泊をされるときには、外泊時のお薬の管理を支援しています。退院後も、患者さんが症状の悪化なく生活するためには、お薬を継続して使用することが重要であり、使用継続できることを目標とした支援を行っています。

<災害派遣精神医療チーム静岡DPAT指定病院>
当院は、災害派遣精神医療チーム静岡DPAT指定病院です。2名の精神科担当薬剤師が、DPAT出動要請に備えています。

薬品管理

院内に採用されている医薬品が必要なときに患者さんに使用できるよう院内の在庫状況を把握し、患者さんの元に医薬品が届くようにしています。院内在庫がない医薬品が必要な場合であっても卸業者と連絡を取り合い、より早期に医薬品が患者の元に届くようにしています。 
また、医薬品ごとに適切な保管管理や使用期限管理を実施することで医療安全にも関与しています。
DI室と連携しながら採用薬品の検討や後発医薬品への切り替えなどを通して医薬品費を抑制させ、患者さん負担や病院経営にも大いに関与しています。

治験

治験管理ホームページへ

CRC(治験コーディネーター)は、治験の科学性・倫理性・信頼性を確保するための支援をしています。治験に参加していただく患者さんの厚意に感謝しながら、人権や安全が守られるようサポートしています。治験用の説明文書を用いて詳細な説明を行い、相談・質問に対応し、安心して参加していただけるように努めています。また、患者さん・病院の各部門のスケジュール調整などを通して、円滑に実施されるように橋渡しの役割も担っています。

その他

血中濃度解析

薬物の血中濃度を解析ソフトにてシミュレーションし、患者さんに最も適する投与量、投与間隔を医師へ提案しています。血中濃度解析を必要とする薬品には、副作用を生じやすい薬、投与量の調節が難しい薬などがあります。現在薬剤部では、MRSA治療注射薬剤(バンコマイシン/テイコプラニン/ハベカシン)、アミノグリコシド系薬(ゲンタマイシン/カナマイシン/トブラシン)などの濃度解析をおこなっています。

吸入指導

昨今、呼吸器疾患の治療において吸入薬は主要な役割を担っています。一方で吸入薬の有効性、安全性は吸入手技に大きく依存しており、吸入手技獲得の為の指導(吸入指導)の重要性は国際的なガイドラインにも明記されています。
そのため当院では、吸入指導依頼書を用いた病薬連携の運用を2018年5月より開始することとなりました。
 

副作用カード交付

副作用の原因となった薬剤が当院はもちろん他の医療機関や薬局でも患者さんに繰り返し使用されないために、患者さんへ副作用(アレルギー)カードを交付しています。また、システムを活用して再投与が望ましくない薬剤は、再度処方される事の無いよう対策しています。