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当院は浜松市の北西部に位置しており、浜松駅からはバスを利用すると約40分で到着できる距離にあります。病床数は934床と県下最大です。急性期医療を中心に浜松市の北西部中核病院として、地域医療を支えています。
診療圏としては中区の北西域、北区を中心に、浜北区、天竜区と広い地域をカバーし、特に広大な面積と少ない人口の北遠地域の最終病院として、必要なら当院のDr.ヘリも活用した医療を展開しています。常駐ヘリポートを配備した救命救急センター、高度な診断・治療機器を備えており、急性期に特化した病院と思われがちですが、他の急性期病院とは少し趣を異にします。
この934床のなかで、170床の聖隷おおぞら療育センター(重症心身障害児施設)、さらに104床の精神科、27床のホスピス、20床の結核病棟、29床のリハビリ科など、他の医療施設では経営効率的に敬遠されがちで、しかし地域の中では必要とされる医療は切り捨てることなく大切に育ててきました。また、2013年7月22日付で新たに認知症疾患医療センター(基幹型)の認可が加わりました。今後超高齢化社会がさらに進む中、避けては通れない認知症の問題に対して、当院が中核となり医療・介護・福祉が一体となってシステム作りに励みたいと思っております。
これら特殊な性格の病床を除いた他の急性期一般病床に関しましては、地域連携を積極的に推し進め、地域全体で医療を完結できるように心掛けております。つまり、普段は近隣の診療所にて診てもらい、必要あれば設備の整った大きな病院に紹介いただき、急性期の医療が終了し、退院できない場合は慢性期対応型の医療施設に、さらに在宅医療システムへ、社会復帰出来ればまた診療所でと各医療機関がその地域でのそれぞれの役割を果たしてゆくシステムです。そして地域の中でその中心的役割を果たすべく「地域医療支援病院」という認可を頂いています。地域全体で医療水準を上げ、地域の皆様により良い医療サービスを提供できますよう一翼を担ってゆきたいと思います。
その他「災害拠点病院」としては、東海地震など広域災害の発生したときに、地域の中で中心となり救命活動を行い、同時に被災された方々を被害の少ない設備の整った被災地周辺の病院へ搬送する拠点となります。勿論広域災害が他の地域で起ったときには、DMATという専門チームを中心に、要請に適した職員を被災地に派遣します。また「がん診療連携拠点病院」の指定も受けております。高度なレベルのがん診療と、ホスピスを初めとする緩和ケアさらに終末期を在宅ですごすための市内における在宅医療のネットワーク作りなどに今後も励みます。これからも、いつも周辺の皆様方に信頼いただけます病院を目指し努力を続けたいと思います。
病院長 荻野 和功
当院は浜松市の北西部に位置しており、浜松駅からはバスを利用すると約40分で到着できる距離にあります。病床数は934床と県下最大です。急性期医療を中心に浜松市の北西部中核病院として、地域医療を支えています。
診療圏としては中区の北西域、北区を中心に、浜北区、天竜区と広い地域をカバーし、特に広大な面積と少ない人口の北遠地域の最終病院として、必要なら当院のDr.ヘリも活用した医療を展開しています。常駐ヘリポートを配備した救命救急センター、高度な診断・治療機器を備えており、急性期に特化した病院と思われがちですが、他の急性期病院とは少し趣を異にします。
この934床のなかで、170床の聖隷おおぞら療育センター(重症心身障害児施設)、さらに104床の精神科、27床のホスピス、20床の結核病棟、29床のリハビリ科など、他の医療施設では経営効率的に敬遠されがちで、しかし地域の中では必要とされる医療は切り捨てることなく大切に育ててきました。また、2013年7月22日付で新たに認知症疾患医療センター(基幹型)の認可が加わりました。今後超高齢化社会がさらに進む中、避けては通れない認知症の問題に対して、当院が中核となり医療・介護・福祉が一体となってシステム作りに励みたいと思っております。
これら特殊な性格の病床を除いた他の急性期一般病床に関しましては、地域連携を積極的に推し進め、地域全体で医療を完結できるように心掛けております。つまり、普段は近隣の診療所にて診てもらい、必要あれば設備の整った大きな病院に紹介いただき、急性期の医療が終了し、退院できない場合は慢性期対応型の医療施設に、さらに在宅医療システムへ、社会復帰出来ればまた診療所でと各医療機関がその地域でのそれぞれの役割を果たしてゆくシステムです。そして地域の中でその中心的役割を果たすべく「地域医療支援病院」という認可を頂いています。地域全体で医療水準を上げ、地域の皆様により良い医療サービスを提供できますよう一翼を担ってゆきたいと思います。
その他「災害拠点病院」としては、東海地震など広域災害の発生したときに、地域の中で中心となり救命活動を行い、同時に被災された方々を被害の少ない設備の整った被災地周辺の病院へ搬送する拠点となります。勿論広域災害が他の地域で起ったときには、DMATという専門チームを中心に、要請に適した職員を被災地に派遣します。また「がん診療連携拠点病院」の指定も受けております。高度なレベルのがん診療と、ホスピスを初めとする緩和ケアさらに終末期を在宅ですごすための市内における在宅医療のネットワーク作りなどに今後も励みます。これからも、いつも周辺の皆様方に信頼いただけます病院を目指し努力を続けたいと思います。
病院長 荻野 和功