私たちは高い専門性を追求し、以って利用者視点に立った医療人を目指し、臨床検査を通して地域社会に貢献します。
【行動指針】
臨床検査部は、臨床検査技師45名、事務職員3名の計48名で組織されており、分析検査(生化学・免疫・血液・細菌・輸血検査)、生理検査・不妊検査、病理検査の3部門に分かれています。特に分析検査室においては、浜松4施設(聖隷三方原病院、聖隷浜松病院、聖隷健康診断センター、聖隷予防検診センター)間で行われている分析検査効率化を目的とした検体集約の中核を担うべく、「聖隷ラボ」として院内検体のみならず各種健診・人間ドック検体検査、他施設検体検査を行っています。
聖隷福祉事業団全体を見渡した場合、臨床検査部独自に「聖隷検査ワーキンググループ」を部門ごとに組織し、各施設より代表者を選出して自施設の意見をワーキンググループに提案することにより、浜松地域のみならず関東・関西等全ての施設の検査部と意見交換ができ、試薬・診療材料などの検討、ワーキンググループにおける推奨検査機器の検討、各部門の人材育成方針の検討(検査部門キャリアラダーの運用)など、聖隷福祉事業団の組織力を活かした活動の中で、職員個々の意見を反映しやすい組織作りを目指しています。
私たちは、「医療を通じて地域に貢献する。そのために我々には何ができるのか、常に考えながら業務を遂行する。」という理念の下、NST(栄養サポートチーム)、ICT(感染管理)、SMBG(自己血糖測定)などの各種チーム医療活動に加え、臨床研究への協力など積極的に行なっています。又、各種認定資格取得を推進し、各部門において勉強会の開催なども活発に行っています。以上のように職員一同、常に向上心を持って人間力向上に努め、個々が自主的に考え発言し、夢を語れるような職場環境の中で、「自立した社会人・医療人を育成する。」ことに重点を置き日々努力を重ねています。
【行動指針】
- 専門性を高め、新しいことにチャレンジします
- 精度と迅速性を追求した臨床検査情報を提供します
- 知識・技術を常に高め、地域医療に貢献します
- 医療人として広い視野を持ち、バランスのとれた行動思考を持つ人材を育成します
- 医療情勢を知り変化に迅速に対応します
- 他職種と共働しチーム医療に貢献します
臨床検査部は、臨床検査技師45名、事務職員3名の計48名で組織されており、分析検査(生化学・免疫・血液・細菌・輸血検査)、生理検査・不妊検査、病理検査の3部門に分かれています。特に分析検査室においては、浜松4施設(聖隷三方原病院、聖隷浜松病院、聖隷健康診断センター、聖隷予防検診センター)間で行われている分析検査効率化を目的とした検体集約の中核を担うべく、「聖隷ラボ」として院内検体のみならず各種健診・人間ドック検体検査、他施設検体検査を行っています。
聖隷福祉事業団全体を見渡した場合、臨床検査部独自に「聖隷検査ワーキンググループ」を部門ごとに組織し、各施設より代表者を選出して自施設の意見をワーキンググループに提案することにより、浜松地域のみならず関東・関西等全ての施設の検査部と意見交換ができ、試薬・診療材料などの検討、ワーキンググループにおける推奨検査機器の検討、各部門の人材育成方針の検討(検査部門キャリアラダーの運用)など、聖隷福祉事業団の組織力を活かした活動の中で、職員個々の意見を反映しやすい組織作りを目指しています。
私たちは、「医療を通じて地域に貢献する。そのために我々には何ができるのか、常に考えながら業務を遂行する。」という理念の下、NST(栄養サポートチーム)、ICT(感染管理)、SMBG(自己血糖測定)などの各種チーム医療活動に加え、臨床研究への協力など積極的に行なっています。又、各種認定資格取得を推進し、各部門において勉強会の開催なども活発に行っています。以上のように職員一同、常に向上心を持って人間力向上に努め、個々が自主的に考え発言し、夢を語れるような職場環境の中で、「自立した社会人・医療人を育成する。」ことに重点を置き日々努力を重ねています。
中央検査受付・採血室
検査に来られる患者さんへの総合窓口となります。こちらで採尿・採血・生理検査のご案内をさせていただきます。受付業務は2名(事務含む)、採血業務は3~6名の臨床検査技師で担当しています。
採血業務は臨床検査部の技師全員で担っています。
採血業務は臨床検査部の技師全員で担っています。
検査中央受付の奥が採血室となっており、1日約300人の患者さんが採血に来られます。2009年4月に導入した患者認証システム付 採血管準備装置を活用した患者照合により、本人確認を確実に実施すると同時に、患者さんに安心して採血を受けていただけるよう努力しています。
分析検査
「生化学検査」:電解質・肝・腎機能検査、HbA1c検査、血液ガス検査など
「免疫検査」:ホルモン・腫瘍マーカー・感染症・血中薬物濃度検査など
「血液検査」:血球計数・血液像・骨髄像検査、凝固系検査など
「輸血検査」:輸血に関する検査(血液型・抗体スクリーニング・クロスマッチ)
「一般検査」:尿・便・髄液検査など
「細菌検査」:細菌・ウイルス検査など(グラム染色24時間至急対応)
以上6分野をまとめて【分析検査】としています。
分析部門は検査室の中での業務が中心ですが、NST・ICT・SMBGなどのチーム医療へも積極的に参加し、コミュニケーション能力の高い技師を目指しています。
また部門内の業務には全員が携わるよう人材育成にも力を入れ、偏りのない知識・技術を身につけることを目標としています。
「免疫検査」:ホルモン・腫瘍マーカー・感染症・血中薬物濃度検査など
「血液検査」:血球計数・血液像・骨髄像検査、凝固系検査など
「輸血検査」:輸血に関する検査(血液型・抗体スクリーニング・クロスマッチ)
「一般検査」:尿・便・髄液検査など
「細菌検査」:細菌・ウイルス検査など(グラム染色24時間至急対応)
以上6分野をまとめて【分析検査】としています。
分析部門は検査室の中での業務が中心ですが、NST・ICT・SMBGなどのチーム医療へも積極的に参加し、コミュニケーション能力の高い技師を目指しています。
また部門内の業務には全員が携わるよう人材育成にも力を入れ、偏りのない知識・技術を身につけることを目標としています。
当院は三次救急指定病院・エイズ拠点病院・がん診療拠点病院であり、診察前検査に対応するため、一部項目を除き検体が到着してから1時間以内に結果を報告する体制を整え、24時間365日迅速で正確な検査値を臨床側へ報告するよう努力しています。
また聖隷保健事業部や関連施設の検体を当検査部へ集約することで、「聖隷ラボ」としても機能しており、1日約3000~4000検体を測定しています。
また聖隷保健事業部や関連施設の検体を当検査部へ集約することで、「聖隷ラボ」としても機能しており、1日約3000~4000検体を測定しています。
生理検査
生理検査は、心電図・脳波検査のように患者さんの身体に電極をつけて行う検査や、息を吸ったり吐いたりする呼吸機能検査、又、超音波を用いて各臓器の形態や組織の変化を調べる超音波(エコー)検査など、直接患者さんに接する検査部門で、患者さんへの優しい対応を心掛け日々努力しています。
チーム医療の一環である、心臓カテーテル検査は夜間・土・日・祝日の呼び出しにも対応しています。また、患者さんのベッドサイドまで出向き、心電図検査・超音波(エコー)検査・PWV/ABIなどを実施する病棟出張検査にも努めています。
チーム医療の一環である、心臓カテーテル検査は夜間・土・日・祝日の呼び出しにも対応しています。また、患者さんのベッドサイドまで出向き、心電図検査・超音波(エコー)検査・PWV/ABIなどを実施する病棟出張検査にも努めています。
ART(不妊検査)
ART(Assisted Reproductive Technology:生殖補助医療技術)では、生殖医療の専門技術者(エンブリオロジスト)が、精子や卵子を扱う培養部門を担当しています。
ART室には認定臨床エンブリオロジスト・生殖補助医療胚培養士の資格を持った臨床検査技師が在籍し、精液検査、人工授精での精子調整、体外受精(採卵・顕微授精・胚(受精卵)培養・胚移植)での精子や卵子・胚の操作や管理、精子や胚の凍結保存等を実施しています。
不妊治療についての詳細はこちら(生殖診療科)をご覧ください。
ART室には認定臨床エンブリオロジスト・生殖補助医療胚培養士の資格を持った臨床検査技師が在籍し、精液検査、人工授精での精子調整、体外受精(採卵・顕微授精・胚(受精卵)培養・胚移植)での精子や卵子・胚の操作や管理、精子や胚の凍結保存等を実施しています。
不妊治療についての詳細はこちら(生殖診療科)をご覧ください。
病理検査
病理検査では、常勤病理診断医2名(細胞診専門医1名)と臨床検査技師5名(細胞検査士4名)で構成され、組織診、細胞診、病理解剖業務を行っています。
組織診では、生検組織材料は翌日、通常手術材料は3日で報告しています。より正確な診断を提供するために免疫染色も実施しており、免疫染色で使用する一次抗体の保有数は100種類を超えます。
細胞診では、外科乳腺穿刺・CT下肺穿刺・耳鼻科穿刺吸引細胞診等、外来・各科へ出向いた業務にも取り組み、適切な標本作製を行うとともに採取現場で得られるエコーや画像所見等、多くの臨床情報をもとにした意見交換を主治医・技師と積極的に行い、細胞診精度向上につなげています。
また、勤務する技師全員が細胞検査士資格取得者となることを目指した育成にも力を入れています。
病理診断科へはこちら(病理診断科)をご覧ください。
組織診では、生検組織材料は翌日、通常手術材料は3日で報告しています。より正確な診断を提供するために免疫染色も実施しており、免疫染色で使用する一次抗体の保有数は100種類を超えます。
細胞診では、外科乳腺穿刺・CT下肺穿刺・耳鼻科穿刺吸引細胞診等、外来・各科へ出向いた業務にも取り組み、適切な標本作製を行うとともに採取現場で得られるエコーや画像所見等、多くの臨床情報をもとにした意見交換を主治医・技師と積極的に行い、細胞診精度向上につなげています。
また、勤務する技師全員が細胞検査士資格取得者となることを目指した育成にも力を入れています。
病理診断科へはこちら(病理診断科)をご覧ください。
分野別検査件数年次推移(検体系)
分野別検査件数年次推移(検体系以外)
超音波検査件数年次推移
経食道心臓超音波実施件数
病棟出張検査
気管支鏡検査 検体採取・病理標本作成補助 実施件数
検査実績(院内)
臨床検査指標:臨床検査部を評価するためのクリニカルインジケーター
病理 | 細胞検査士 | 6名 |
---|---|---|
国際細胞検査士 | 2名 | |
認定病理検査技師 | 1名 | |
輸血 | 認定輸血検査技師 | 1名 |
血液 | 認定血液検査技師 | 1名 |
生理 | 認定超音波検査技師(消化器領域) | 6名 |
(循環器領域) | 2名 | |
(体表その他領域) | 2名 | |
(産婦人科領域) | 2名 | |
(泌尿器領域) | 2名 | |
(血管領域) | 1名 | |
(健診領域) | 1名 | |
血管診療技師 | 1名 | |
ピンクリボンアドバイザー | 1名 | |
認定認知症領域検査技師 | 2名 | |
認定心電図検査技師 | 1名 | |
JHRS認定心電図専門士 | 1名 | |
乳房超音波検査講習会認定 | 3名 | |
聴力測定技術講習(一般) | 3名 | |
聴力測定技術講習(中級) | 1名 | |
ART | 認定臨床エンブリオロジスト | 2名 |
生殖補助医療胚培養士 | 1名 | |
チーム医療 | 糖尿病療養指導士 | 2名 |
静岡県西部糖尿病療養指導士 | 1名 | |
その他 | 緊急臨床検査技師 | 4名 |
二級臨床検査士(神経生理) | 1名 | |
二級臨床検査士(血液) | 1名 | |
二級臨床検査士(呼吸生理) | 1名 | |
二級臨床検査士(循環生理) | 1名 | |
二級臨床検査士(臨床化学) | 1名 | |
臨床化学・免疫化学精度保証管理検査技師 | 1名 | |
衛生管理者(1種) | 4名 | |
衛生工学衛生管理者 | 1名 | |
有機溶剤作業主任者 | 1名 | |
特定化学物質及び四アルキル鉛など作業主任者 | 1名 | |
がんゲノム医療コーディネーター | 1名 | |
肝炎コーディネーター | 8名 | |
乙類危険物取扱者 | 1名 |
2022年4月1日現在
所属学会
日本超音波医学会 | 日本生殖医学会 |
日本超音波検査学会 | 日本受精着床学会 |
日本心エコー図学会 | 日本卵子学会 |
日本輸血・細胞治療学会 | 日本臨床エンブリオロジスト学会 |
日本臨床神経生理学会 | 日本臨床細胞学会 |
日本検査血液学会 | 静岡県臨床細胞学会 |
日本臨床化学会 | 日本臨床検査自動化学会 |
分野別インジケータ
【病理検査】 2021年度 | |
専従病理医師(常勤) | 3名 |
---|---|
病理検査結果報告までの期間(生検類) | 翌日 |
病理検査結果報告までの期間(手術材料) | 2~3日 |
病理検査結果報告までの期間(乳腺) | 3~5日 |
剖検数 | 19件 |
CPC回数 | 7回(7症例) |
【輸血検査】 2021年度 | |
血液製剤使用実績(赤血球液:RBC) | 7,564単位 |
血液製剤使用実績(新鮮凍結血漿:FFP) | 2,014単位 |
血液製剤使用実績(濃厚血小板:PC) | 13,340単位 |
血液製剤使用実績(自己血) | 13単位 |
FFP/RBC比(輸血管理料Ⅰ・適正使用加算算定:0.54未満) | 0.27 |
アルブミン/RBC比 (輸血管理料Ⅰ・適正使用加算算定:2.0未満) | 0.76 |
輸血療法委員会 開催回数 | 10回 |
血液製剤破棄率 | 0.3% |
【生理検査】 2021年度 | |
8時間以内に検査結果報告を行っている割合 | 100% |
臨床検査技師が関わる心臓カテーテル検査件数(日勤帯・宅直時含む) | 1,014件 |
【検体検査】 2021年度 | |
院内で測定している主な検査項目数 | 150項目 |
うち、24時間対応項目数 | 122項目 |
主要項目の検査報告時間 | 1時間 |
【細菌検査】 2021年度 | |
検査所要日数 | 3日(聖隷内委託) |
血液培養実施件数 | 13,125件 |
感受性試験実施株数 | 4,826件 |
抗酸菌実施件数 | 2,515件 |
チーム医療
2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | |
---|---|---|---|
SMBG指導件数 *1 | 107件 | 81件 | 96件 |
糖尿病教室 対象患者数 *2 | 74名 | 7名 | 0名 |
*1:糖尿病患者さんが、自己血糖測定により血糖値の自己管理ができるよう、測定機器取り扱い・手技について指導を行っています。
*2:糖尿病について正しく理解し、食事療法・運動療法・薬物療法を学び、実践するための教室で、自己血糖測定の意義や検査値について説明しています。
*2:糖尿病について正しく理解し、食事療法・運動療法・薬物療法を学び、実践するための教室で、自己血糖測定の意義や検査値について説明しています。
2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | |
---|---|---|---|
NST加算件数 *3 | 513 | 437 | 227 |
*3 NSTメンバーで行うカンファレンス・入院患者さんの回診に週2回参加しています。
2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | |
---|---|---|---|
ICT介入調査事例 *4 | 2,318 | 2,500 | 2342 |
ICT病棟調査事例 *5 | 83 | 57 | 63 |
*4 血液培養検査陽性の患者さんに対し、適正な抗菌薬による治療が行われているか確認を しています(届出の必要な抗菌薬使用の把握)。
*5 ICTで週に1回各職場に出向き、感染予防のためのラウンド・患者さんの感染対策のラウンドを行います。
*5 ICTで週に1回各職場に出向き、感染予防のためのラウンド・患者さんの感染対策のラウンドを行います。
検査部内研修
2021年度 臨床検査部内勉強会数 11回
開催月 | テーマ |
---|---|
5月 | 予演会 |
6月 | 患者移乗勉強会 |
8月 | 臨床検査科医師主催 勉強会 |
9月 | 地震総合訓練(職場勉強会) |
予演会(合同学術発表会) | |
肺機能検査勉強会(臨床生理WG主催) | |
新型コロナウイルス感染症勉強会 | |
11月 | BLS講習会 |
心電図勉強会 | |
12月 | データを判読するに当たっての流れ |
1月 | R-CPC |
聖隷臨床検査部門 臨床検査技師数(※正職員・バイト職員含む)
臨床検査技師 配置施設(13施設) | 聖隷浜松病院 | 67名 | |
---|---|---|---|
聖隷三方原病院 | 45名 | ||
保健事業部 | 聖隷健康診断センター | 128名 | |
聖隷予防検診センター | |||
聖隷健康サポートセンターShizuoka | |||
聖隷地域・企業健診センター | |||
聖隷横浜病院 | 22名 | ||
聖隷佐倉市民病院 | 26名 | ||
聖隷淡路病院 | 6名 | ||
浜松市リハビリテーション病院 | 3名 | ||
聖隷袋井市民病院 | 2名 | ||
聖隷沼津病院 | 36名 | ||
聖隷富士病院 | 14名 | ||
総人数 | 349名 |
2022年4月1日現在
見学・実習の受け入れについて
職場見学・臨地実習等については、随時ご相談に応じます。
総務課までご連絡下さい。(TEL 053-439-9050)
採用情報について
聖隷福祉事業団ホームページをご確認下さい。
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