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聖隷(せいれい)横浜病院は、2003年3月の国立横浜東病院の経営移譲により、社会福祉法人 聖隷福祉事業団が運営している横浜市保土ヶ谷区の中核的医療機関です。

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循環器内科


概要

循環器内科では心臓および脈管系(動脈・静脈)の疾患を対象にした診療をおこなっています。具体的な疾患として、急性心筋梗塞や狭心症などの虚血性心疾患、心臓 弁膜症、心筋症、高血圧症、不整脈、大血管疾患末梢動脈疾患、肺動脈疾患、急性や慢性の心不全などが挙げられます。当科では上記疾患の予防、診断、治療をおこなっています。急性心筋梗塞・急性冠症候群などに適切な治療を少しでも早く開始できるよう、24時間体制で緊急の冠動脈造影検査、血管内手術に対応しています。


沿革

循環器内科は2004年9月から現体制がスタートしています。特定の医局からの派遣人事による構成ではなく、全員が聖隷横浜病院へ就職しています。2004年度は2名体制、2005年度から4名体制、2008年から後期研修医を迎えています。2009年度は後期研修医1名を含む6名体制となっています。2010年度になり、1年間後期研修医として勤務した医師が1年間の研修を終了し、他院に就職しております。山口医師が救急科の部長をであることから、循環器内科スタッフ全員が救急科の一員として協力しています。


特色

循環器疾患全般を扱っています。もっとも注力しているのは急性期の虚血性心疾患です。緊急冠動脈造影検査・経皮的冠動脈インターベンションは24時間365日可能で、常に循環器内科医が2名以上待機しており、万全の態勢で診療に臨んでいます。2009年2月から我々の悲願であった循環器内科医の24時間常駐が実現したため今まで以上に緊急カテーテル検査への迅速な対応が可能になりました。経皮的冠動脈インターベンション(PCI)に関しては、カテーテル室スタッフのチームワークは円熟の域に達しており、困難な症例に対しても高い成功率を誇るものと自負しています。またその一環として、急性期の肺血栓塞栓症や徐脈性不整脈の急性期治療(下大静脈フィルター留置やペースメーカー)も行っています。末梢動脈疾患についての治療も積極的に行っています。閉塞性動脈硬化症に対しての経皮的動脈形成術(PTA)、腎動脈狭窄症に対しての経皮的腎動脈形成術(PTRA)がそれにあたります。
急性・慢性心不全の治療にも力を入れています。原因の特定を行なうだけでなく積極的な薬物治療、必要に応じて在宅酸素療法の導入などを行っています。
入院治療に関しては、必要があれば即日入院、即日検査をモットーに行っています。


スタッフ紹介


氏名役職医籍
内田 英二部長1993年
中嶋 徹主任医長1995年
佐藤 正岳医長1996年
佐々木 大輔医長2001年
藤村 静香医員2006年
吉野 利尋専修医2002年

2009年業務総括と診療実績

外来業務

循環器疾患の特性を考えた場合、即日対応ができないなければ片手落ちであると考えています。そのため日勤帯は土曜日午前を含め午前・午後とも外来診療を行っています(火曜木曜日午後を除く)。火曜・木曜日の午後は救急当番を行っていますのでそちらで対応しております。


病棟業務

当科の特色として入院症例の完全チーム医療の導入があります。入院した患者さんが常に最良の治療を享受できるよう、入院担当医は循環器内科全員が受け持ち、常に多角的な視点から最良の診療を行うようにしています。循環器疾患で入院の場合は西3階病棟に入院となります。


検査業務

当科に関連する検査は、心臓カテーテル検査、ホルター心電図、心エコー図検査、トレッドミル運動負荷心電図検査、心臓CT検査、バスキュラーラボ、電気生理学検査、Tilt upテストなどがあります。


診療実績


2009年度診療実績
PCI128件
PTA11件
PTRA3件
ペースメーカー植え込み術16件

他施設との連携

当院に心臓血管外科は無く、必要な場合は緊急も含め近隣施設に紹介しています。年間60例以上紹介しており、紹介先は横浜市立大学付属市民総合医療センター、みなと赤十字病院、横浜市立市民病院、大和成和病院、済生会東部病院などです。不整脈の非薬物治療が必要な場合は、みなと赤十字病院に紹介しています。
地域の循環器疾患治療施設との交流を積極的に行っており、神奈川循環器研究会(隔月開催)、合同カンファレンス(隔月開催)、Kanagawa Coronary Club(年2回開催)、SCCT meeting(年2回開催)に定期的に参加しています。


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