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診療科・部門



片頭痛の治療

当院では2021年10月より、片頭痛の新しい治療薬(2021年4月販売)を用いた治療を開始いたしました。
新しい治療薬を使用できる方にはいくつかの条件がありますので、まずはお気軽に脳神経外科を受診していただきたいと思います。

当院の脳神経外科では、専門医が患者さまのお話をうかがった上で必要な検査を行い、正確に診断して適切な治療法を提案しています。
専門医による専門的な診断や治療を受けることで片頭痛そのものの症状を緩和することが期待できますし、片頭痛ではない深刻な病気が潜んでいるケースに対しても適切に対応することができます。

片頭痛で長く悩まされていた方はもちろんですが、片頭痛の診断や治療をこれまで受けたことがなかった方についても、どうぞお気軽にご相談ください。

当院の外来受診方法は、こちら(専用ページに移動します)

片頭痛とは

血管周辺に異常が起きる発作性の頭痛です。
激しい痛みと吐き気などを伴い、女性に多いことも特徴です。

片頭痛の主な症状は以下の通りです。
  1. 痛みが拍動性(ズキン、ズキンと脈打つように痛む)である
  2. 持続時間が4〜72時間と比較的短い
  3. 頭痛が始まると、寝込んだりして生活に支障をきたす
  4. 吐き気がしたり、吐いたりする
  5. 頭痛発作が起きると、光や音が耐えられなくなり、暗いところへこもってしまう

「片頭痛」では、頭痛発作が始まる前に、目の前にキラキラとした花火のような光がみえたり、視界の一部がその光によって白く遮られたりするなどの前兆がみられる場合もあります。ただし、この前兆はすべての人に起こるわけではありません。

片頭痛は、こめかみから側頭部のあたりが脈打つように痛み始め、強い痛みが数時間から長くて3日くらい続き、自然に消えていきます。痛みが続いている間は、日常生活もままならなくなることがあります。

片頭痛の診療の進め方

  1. 【外来初日】片頭痛の症状や発生状況の確認、他の疾患の可能性の評価 など
  2. 【外来初日~2回目の外来】必要な検査の実施
  3. 【2回目~3回目の外来】片頭痛の治療方針の提案、治療開始

片頭痛の治療内容

片頭痛は突然血管が収縮した後に急激に拡張することによって、血管の周囲の神経が刺激されて痛みを引き起こします。
片頭痛の治療には薬剤を用いますが、片頭痛の発生前、発生後、または予防のためなどの場面に応じて使用する薬剤が異なります。
当院では、患者さまの状態に合わせて治療内容を適切にご提案しています。

前兆である突然の血管の収縮時に飲む薬

治療薬:トリプタン製剤
この薬を内服すると急激な血管の拡張が抑えられ、痛みに至らずに済むことが期待できます。
内服するタイミングが非常に大切ですが、初めての方は、上手なタイミングで内服できないことも多いのが現状です。
当院では、外来で定期的に内服の状況やその後の頭痛の発生の有無などを評価し、上手に内服できるようなアドバイスを行います。

片頭痛が発生した時に飲む薬

治療薬:一般的な痛み止め
前兆に気付かずに片頭痛が発生した場合や、前兆に対してトリプタン製剤を内服したにも関わらず片頭痛が発生した場合には一般的な痛み止め(NSAIDsなど)を使います。

片頭痛の発生を予防するための注射(新しい治療法)

国内で初となるCGRPを抑制するためにつくられた片頭痛薬です。
CGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチドという物質)は頭の硬膜や三叉神経にあり、片頭痛発作時の血管拡張や炎症反応の直接の原因とされています。
この薬は、CGRPの働きをブロックすることで、発作を減らし、また、発作を軽いものにすることが期待されています。
ただ、従来の薬と異なり、注射で皮下に薬剤を投与することになります。(1回/月)

使用には以下のような条件がありますので、患者さまの状況に応じて専門医が判断をいたします。
  • 医師に片頭痛と診断されている
  • 片頭痛が過去3か月の間で、平均して1か月に4日以上発生している
  • 従来の片頭痛予防薬の効果が不十分、または内服の継続が困難である

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